なぜ技術士と労働衛生コンサルタントを兼ねているのか

食品工場の事故は、設備や手順の問題として表に出ます。しかし現場に入ると、その手前に人の問題があることがほとんどです。人が辞める。教育が追いつかない。多能工が育たない。結果として、決められた手順が守られなくなる。そしてある日突然、一件の異物混入事故が取り返しのつかない結果となります。

私がこのつながりを意識したのは、工場で最初に任された「食品分析体制の立て直し」の経験でした。分析機器は揃っていました。足りていなかったのは、人の側です。担当していた3名は、10年にわたる分析スキルの主導権争いで、ほとんど口をきいていませんでした。試薬を隠す、説明書の在り処を教えない。結果として根本原因は突き止められず、報告書も残らず、トラブルの記録は風化していきました。品質が守られていなかったのは、設備のせいではありませんでした

品質だけを見ていても、この連鎖は止まりません。人の側から手を入れる必要がある。だから労働衛生コンサルタントのを取りました。逆に、人の問題だけを見ても足りません。食品工場では、床が濡れて滑る、冷蔵室と加熱工程の温度差が大きい、白衣と手袋で体温が逃げにくい。こうした条件が、そのまま腰痛や熱中症の要因になります。そしてこれらは、食品を安全に作るために必要な条件でもあります。食品側を知らないと、現実的な対策になりません。だから、両方が必要でした。

経営理念

食品業界の未来に食品安全と健康経営で貢献する!
元気で明るい食文化の未来のために!

2024年6月
増田 祐一

プロフィール

食品製造業の従業員定着サポーター

増田 祐一

「祐」食品技術士・労働衛生事務所 代表。

就職氷河期において大手食品企業に入社。
成果を出せず路頭に迷うが、1冊の書籍から「仕事の基本」を徹底的に学び技術士を取得。
健康経営の専門性を掛け合わせてスポットコンサル、企業研修で計140社のお困りごとを解決。

【資格】
技術士(農業部門 農業・食品) : 2015年登録(第85247号)
労働衛生コンサルタント(保健衛生): 2024年登録(保-第7304号)

【執筆】
安全スタッフ 2025年4月1日号(労働新聞社)
月刊食品工場長 2026年4月1日号(日本食糧新聞社)
月刊フードケミカル 2024年12月号 Vol.40 No.12(食品化学新聞社)

【表彰】
NewsPicks 「EXPERT AWARD 2025」ノミネート(小売・日用消費財部門)

事務所概要

COMPANY INFO

事務所名

「祐」食品技術士・労働衛生事務所

設立

2024年6月

代表者

増田 祐一

事業内容

従業員定着のための食品製造業サポート。スポットでのコンサルや企業研修、現場現物での伴走支援などお客様に寄り添ったサービスを提供しております。お気軽にご相談ください。

提携弁護士

城北法律事務所 田村優介 弁護士
https://tamuraysk.com/

アクセス方法

ACCESS

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都営大江戸線新宿西口駅D5出口より徒歩2分 JR新宿駅より徒歩6分
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